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SL冬の湿原号 特設サイト

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釧路を知る

今回「SL冬の湿原号」Nゲージモデル製品化にあたって、地元の模型店様を始め、地元を愛するたくさんの方々から同列車や釧路に関する資料・情報提供をいただきました。このページでは、釧路市産業振興部観光振興室のご協力のもと、SL冬の湿原号が駆ける街、釧路の魅力を皆様にご紹介します!

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釧路市は北海道の東部・太平洋岸に位置し、「釧路湿原」「阿寒摩周」の2つの国立公園を始めとする雄大な自然に恵まれた街です。この2つの国立公園は近隣に位置しながらも、まったく異なる生態系を持ちます。
 

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「釧路湿原公園」は6,000年前には海であった場所で、東京都23区がすっぽり入るほどの日本最大の湿地帯です。湿原の大部分はヨシ・スゲ類の植物に覆われ、アフリカのサバンナを思わせるような雄大な景観が広がります。また釧路湿原は、一時は絶滅したと思われていた特別天然記念物「タンチョウ」が生息する場所としても有名です。「SL冬の湿原号」が走る釧網線はこの湿原を走り抜け、オホーツク海へと続く路線です。冬には「SL冬の湿原号」が真っ白な雪の大地を、夏には「くしろ湿原ノロッコ号」が広大な緑の湿原を駆け抜けます。

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写真提供:菅 将宏

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「阿寒摩周国立公園」は約15万年前の火山活動によって形成された阿寒カルデラと摩周カルデラを中心に広がっています。温泉とマリモが有名な「阿寒湖」、日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」、世界的な透明度を誇る「摩周湖」の3つの湖が近接する全国でも貴重な地形が特徴です。アイヌの伝統文化を受け継ぐ、道内最大級のアイヌコタン(集落)もあり、自然と共存してきた人々の息づかいを感じることもできます。

2つの国立公園2つの生態系

2つの国立公園、2つの生態系

道東の中心都市

道東の中心都市
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このような雄大な自然に恵まれながら、釧路市は道東(ひがし北海道)の中核・拠点都市として社会・経済・文化の中心的な機能も担っています。酪農、林業、水産業、そして製紙工場や全国唯一の石炭鉱業所など様々な産業が盛んで、それらを釧路港・釧路空港そして古くからは鉄道が、交通の要衝としての釧路市を支えてきました。

夕日の街
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夕日の街

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釧路港を訪れた世界中の船乗りたちからの口コミで、「世界屈指の美しさ」「世界三大夕日のひとつ」と称賛されたのが釧路の夕日です。特に、有名なのが幣舞橋(ぬさまいばし)から望む夕日です。
秋から冬にかけての釧路は、日照率が高くなり晴れ間の続く日が多いこと、湿度が低いことから、きれいなオレンジ色の夕日・夕焼けが見られます。こちらも「SL冬の湿原号」シーズンにベストを迎える絶景ですので、乗車を終えたあとはゆっくり夕焼けを観るのもおすすめです。

釧路グルメ
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釧路グルメ

国内指折りの水揚げ量を誇る釧路港は、海産物や活気ある港町らしい豊富なご当地グルメにあふれています!ここでは、釧路の方々の「これは食べて行って!」をご紹介します。

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炉ばた焼き

魚介を炉ばたのスタイルで提供を始めたのは釧路が発祥とされています。釧路ならではのおいしい魚や北海道の貝類、エビ、牡蠣が熟練の手によりジューシーに焼き上げられます

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無量寿

明治7年(1874)創業という、北海道でも最古級の歴史を誇る老舗そば店「竹老園東家総本店」が発祥の無量寿(むりょうじゅ)というそば。ごま油をそばに絡めて食べるという釧路独自のそばメニューです。ほかにも、かしわそばのそばを抜いた「かしわ抜き」なんていうメニューも!

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Photo | 中村 理久

スパカツ

洋食店「泉屋本店」を起源とするスパカツは、ステーキのように熱した鉄板の上に濃厚なミートソーススパゲティと肉厚なトンカツを載せた料理です。寒い釧路でも最後まで温かいまま提供できるようにとの思いで鉄板が採用されたそうですが、すこしかためのパスタが絶妙なおいしさです。

フレンチドッグ

道東地域で親しまれているフレンチドックは、一般的にはケチャップやマスタードで味付けをする「アメリカンドック」に、砂糖をまぶしたもの。砂糖が手軽に入手できる土地柄から寒い地域特有の、カロリーを摂取しやすく心も体も温まる食べ物へのニーズがこの食べ方を生み出したそうです。びっくりするほどおいしいです。

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タンチョウ

Photo | Jon Hokama

特別天然記念物「タンチョウ」

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Photo | Jon Hokama

日本のシンボルであり、白・黒・赤の美しいコントラストと気品に満ちた佇まいを持つ特別天然記念物タンチョウ。アイヌ語ではサルルンカムイ、湿原の神と呼ばれています。江戸時代には日本各地へ飛来していた記録が残っており、関東や中国地方、四国、九州でも見ることができましたが、現在では北海道のみとなり、ほとんどが道東に集中しています。明治時代の乱獲により一時は日本で絶滅したとまで考えられていました。しかし、大正時代に釧路で十数羽の生存が確認。戦後には阿寒町や鶴居村など地元民による給餌活動が本格化し、生息数は順調に増加しています。


タンチョウは毎年、産卵・子育て期にあたる春から夏は釧路湿原の奥地に生息し、その姿を見られることは滅多にありません(一部の保護施設を除く)。秋から冬にかけて餌を求めて人里へ飛来し、越冬・求愛を行います。「SL冬の湿原号」の運行される1~3月にかけては多くのタンチョウが飛来しているため、茅沼駅など様々な場所で大きな翼を広げて優雅に飛ぶタンチョウの姿を見ることができます。

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いかがでしたでしょうか?
まだまだ語りつくせぬ魅力を持つ釧路市です。
まだ「SL冬の湿原号」に乗車したことがない方もぜひ、

釧路の大自然やおいしいグルメ、美しい景色を皆様もお楽しみください。

 

皆様の楽しい思い出のそばに、KATOの「SL冬の湿原号」が寄り添えましたら幸いです。
 

■さらに詳しい情報
釧路・阿寒湖観光公式サイト    https://ja.kushiro-lakeakan.com/

 

 

■アクセス

https://ja.kushiro-lakeakan.com/travelinfo/7767/#f-airport

特別協力(敬称略):釧路市産業振興部観光振興室/釧路新聞/釧路市立博物館/ミヤケ模型
 

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